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国際糖尿病学会(アブダビ、2018)では、アジア人は炭水化物という低カロリー食を中心にしているから長寿であるという説明でした。炭水化物を中心にしているアジア人は、カロリーが低い食事になれているため、太りにくいというのが世界での常識となっています。
たまたま、アブダビで開催されたので中東の料理を体験してきました。中東では、肉は手にはいっても、炭水化物を入手するのは難しいのを実感してきました。
日本のファストフードにあたる巷のお店でも、だされる食事は「肉と脂」の食材ばかりでした。そういう人たちがいる国が、世界トップレベルの肥満大国になっているわけです。
中東の肥満の人たちは、炭水化物が少ない食事なので「肥満になっている」という人たちです。
「糖質制限」 => 「脂肪やタンパク質の過剰摂取」 => 「カロリーオーバー」 => 「肥満」という単純な構図です。
海外では、この構図のほうが自然なのです。
糖質制限食ブームが始まった頃、検診で、LDLコレステロールが急激に高くなっている人を見つけるのは簡単でした。糖質制限食を継続している人ほど、死亡率が高まるというのは、LDLコレステロールが高くなることで心筋梗塞が増えるというのは、普通に理解できることです。